自己照会

祝詞勢いです。

HAIKAI

 

夜明け前、散歩に出る。

雨が降って一時的にだが気温が下がって夜はむしろ寒く感じるほどでびっくりする。驚く。これで25度ぐらいという事実に。

 

不用心で不格好が許される性別で良かったと、思う。

みんな不用心で不格好が許される、そんな世の中になれば良いのにな、とも。

 

僕達も利根川になる。

家を出ると路上でミミズがこんがり焼けていた。元ミミズ(漢字では蚯蚓と書くらしい)昨日までの残骸だろうか?

踏まないように歩くのに苦労する。酷暑のコンクリートだ。人間の都合のせいでバーベキューの鉄板で生活しなくてはいけなくなった彼らには同情する。

数年後、近い将来、僕らも鉄板の上で焼かれていくので安心してほしい。今はギリギリ生焼けなだけだから。

 

散歩の理由そのいち。

家の中にいると思考が流され続けてやりたいことができない。

何すればいいかわからなくなる。人気のない時間帯に散歩することで思考がクリアになる。

散歩の理由そのに。

音楽をゆっくり聴きたい。ある程度余裕がある状態じゃないと聴き流すのが精一杯なので。

散歩の理由そのさん。

サントリーの自販機で3本飲料が無料なので、どんなもんか確かめたい。これが本命。

 

 

大人気は大人気。

近くの公園が工事中だった。期間はいつまでか確認できてない。不明。

遊具は減ってしまうのだろうか。子どもたちが遊ぶ空間が窮屈になりませんように。

ブランコとか久しぶりに漕いでみたいな。大人気なく全力の立ち漕ぎ。

不審者だと通報されてしまうのかな。したいことを天秤にかけて取捨選択するのが大人。ちょっと、いやかなり窮屈な人間になってしまったな。

 

 

「1.0」

amazarashiの「1.0」という曲を聴いていた。

自分の現状は0.9くらいかなと思い、すぐさま、いや違うな、と立ち止まる。

結婚もして、定職にも就いている。過去の自分が見たら驚くような安定ぶりだ。

幸せだ。でも飢えている、なにか満たされていない。なんでだろう。

繰り返す日々に飽きているが、それだけじゃない。それだけじゃないはずだ。

そもそも、自分は1を目指して生きているが、世間の人々は100を目指しているんじゃないだろうか、と急に不安になった。

コンマの部分で拘泥しているのは自分だけでは?

考えるのはやめようと自分に言った。

 

 

ハズレ

サントリーの自販機は見つけたがそもそも飲みたいものが無かったので断念した。

Eveとコラボしている飲料が800円で売っていた。そういう売り方もあるのか。

 

何も買わず、というのもなんとなくスッキリしないので特に飲みたくもないモンスターを買った。当たり付き自販機だったが8889だった。

楽しませてくれてありがとう。では。

なまえをつけてやる

人物が失敗に気づかないまま事態が進行するとか、今から失敗するぞー、というのを見てる側だけがわかる展開がとても苦手だ。

共感性羞恥というやつらしい。

映像なら一旦止めてしまうし漫画なら読むのを止めて一度距離を取る。それくらいに。

久々にそんな作品を読んだ。

 

 

 

昔から耳が良くない。

聴力は健康診断でひっかかった事がないので多分悪くないのだが、言葉として聞こえない事が多々ある。大体いつも空耳アワー

騒がしい所だとほぼ聞き取れなかったりするが、何回も聞き直すのは気が引けるので、聞き取れた音の前後の繋がりで推測することになる。

大体間違える。

 

最近仲の良い物知りGPT君に相談した所、聴覚処理障害ではないか?と言われた。ふむ。

自覚症状あるので気が向いたら病院へ行こう。気が向いたらね。

 

最後の夕飯はいつだった?

お中元を送った事を忘れた辺りに「届いたよーありがとう」的なサムシングのLINEが親から送られてくる。こちらこそありがとう、と思うし返す。

柔らかく素直な近年。

 

 

会えない分、美味しいもの食ってくれ。親孝行はこんな所でしか出来ないしね。

 

 

そういや親の手作り料理を最後に食べたのはいつだったっけ。人参しりしりとかポテトサラダ……

 

 

多分もう食べられないんだよな。

複数人のオーディエンス

最近また長時間睡眠が必要になってしまった。

口をもぐもぐするたびに歯がバキバキになる夢を見た。砕けた歯をずっともぐもぐしてどんどん歯が死ぬ夢。そろそろ歯医者に行けってことかな。

 

 

 

 

コンビニに行こう。

 

 

よく行くコンビニの店員が休憩中のようだ。

店の外でタバコを吸っている。

僕は2分後には更新されるGジェネのデイリー消化に忙しい。

駅前では殺される、とか殺す、を喚き散らす女性の叫び声が時々響き渡っているので、店員のお兄さんと僕は声のする方向をなんとなく眺めながら、一方でタバコを吸い、一方で間に合わないデイリーの事を思いながらスマホを閉じた。

 

コンビニを出た後にはその声の主だけ消えていて、静寂だけが駅前にこだましていた。

 

色んな人がいるな、と思った。それだけの強い感情をぶつけられる相手はどう思っているのだろう。

 

 

そもそも存在しているのか?

腹囲85センチを越えて

「メタボ、ですね」

 

 

昨年の記録と比較したデータを見つつ健康診断のトレーナーに言われた。遂に。言われてしまった。

 

最近ベルト入んないんだよなぁ、とか思ってたので薄々勘付いていたのだが、言われてしまった。

 

僕は、メタボだ。気持ちだけまだ成人したばかりな、メタボだ。ADHDメタボ。辛い。

パンばっか食ってるからだぞ。

 

美味しかったね。焼きそばUFOの焼きそばパン。

糖質最高だぜ。

目から流れろミュージック

 


例年よりも圧倒的な速さで梅雨明けした沖縄行きの機内は目が乾いて仕方がない。乾燥と耳元の間奏は韻を踏んでいるが、全く効き目がない。

どこかで化学反応を起こさねばならない。

 


なぜならツーウィークコンタクト最期の日。

それが、今日だ。

そもそも仕事中から乾きを感じて仕方が無かった。

右目の視力は曇って失われかけていたからその都度目薬の嵩は減る。常に泣いていたように見えたかもしれない。仕事中は亡くなった祖母のことを考えたり、学生時代に行方不明になった友人の事を思ったりいつもの泣きパターンを想像したのだが、十年以上使い古したネタである。昔と違っていつでも効果を発揮!というわけにはいかない。装用時から苦しんで半日以上、南下する機内。なんか出来る事ありますかね。

なんかで無理矢理踏んでも踏んだり蹴ったりに拍車が掛かるだけではないか。

 

 

 

機内持ち込みの荷物に目薬を入れた、と思っていた。

君は、いない。

 

 

あとは機内モードSpotify、君だけが頼りだ。

思い通りにならない偶像

寛容が服を着て歩いていると自称している自分だが、10歳近く離れたバイトに「やればできるじゃないすか笑」と煽りか本気かわからない感じで言われた時ぷっつんときた。

 

 

せめて俺より仕事出来るようになってから言ってくれ。

 

 

最近職場での人間関係が良好になってきた所なので、バイトに粘着されて本気で困っている。

髪が白一色になっちまう。

 

 

先輩「刺されるなよ」

 

上司「気をつけろよ」

 

妻「住所知られてないよね?」

 

スリル満点なアドバイスだぜ。

 

俺が何をしたっていうんだ。。

 

 

人から直接悪意や嫌悪感を向けられた事が無いので、堂本剛の状態である。