その日に限って残業が確定していた日なので、退勤後全力で走って帰宅して向かう先は九段下、日本武道館。 UNISON SQUARE GARDEN 20周年のお祝いで向かうは北東スタンド。客電が落ちてSEが流れる中、息も切れ切れの2階席。
真横から見るロックバンドは相変わらずカッコよかった。
このバンドが20周年にかける想いとか楽曲の背景はよくは知らないが、
普段から聴いている「オリオンをなぞる」が360度取り囲まれて響いていく様に、この曲を聴いて初めての涙を流したり、当時は「ユニゾンらしさが感じられない普通(田淵作詞曲じゃないのでそりゃそう)の曲」と断じた「スカースデイル」に心揺らされたり、などした。
武道館が持つ特別な磁場のような物を感じる夜だった。
少しカッコつけているかもしれんが、この日に対する並々ならぬ熱量にやられた。
が、連日の過労と睡眠不足と熱中症気味の体調のせいで感度悪くなってたのは残念だった。これも含めてユニゾンと自分の距離感はこんなものなのかもしれねぇな。