背中を押した人間を見てやろうと振り向いたら自分が泣いていた。
「お前はもう少し深刻に考えたほうがいいぞ」と言われ、「すぐ忘れるやろ」と続く。
ちょっと違います。色々深刻に考えすぎて麻痺してるだけです。家でも仕事の事ばかり考えてリラックス出来ません。
「自分が他人よりも優れてると思ってるやろ?」と言われ、「自分、全然仕事できひんからな」と続く。ちょっと違います。一般人並みに仕事が出来ると思っていた、が正解です先輩。実際は仕事が全然できない発達障害者だったわけですが。
連日強い言葉が弾幕のような数降り注いで、当たり前のように死亡。
死について考えながら、涙をなだめながら、こんなにも迷惑をかける誰の役にも立たない人間はどうすりゃいいんだよ、と思考が延々ぐるぐると回転した。楽になりたいね。
と同時に、こんだけ同じミスを繰り返されたら怒りたくなるよ。俺だってそうなる、って少し離れた距離から自分を蔑む自分もいる。当然の帰結だよ、言ったことを守れてないんだから。バイトにも出来ることが出来ないんだから。
こういった気持ちばかりが続いた先に、明るい展望なんて見えるわけもなく、真っ暗なトンネルを歩き続けるような将来に絶望して楽になろうとするんだろうな、と自分は考えた。ずっともやもやするし楽になりたい。エスト瓶を飲んだ瞬間に殴られてまたエスト瓶を飲んでまた殴られてジリジリ体力が無くなる感じ。敵は増え、その敵の体力も増えて、活路が見出せない。
YOU DIED
ゲームならやり直しが出来るが、残念ながらこの人生は一度きりなので。
深刻なバグがあるクソゲーとわかってても、生きねばならないらしい。
スイッチ一つで簡単に肉体を捨てられるなら、何度でも押している。
でも、自分に負けるのが悔しいのとまだ公開されていない映画の事や、来年の7月や2年後の武道館を思うとまだ死んでられないな、と考える。
死ぬなら最高潮の気分の時に、綺麗な笑顔で死にたいわね。
そんなことを昔考えていたな、と。死にたいわけじゃなく、生きたくない。
今週、オーエスワンが美味しすぎて一気飲みしましたが私はまだ元気です。