そういや最近観た『ブルーピリオド』を妻が観たいというので一緒に観てきたのだが、
「そもそも高二から受験勉強し始めて藝大に現役で受かるのが・・・私の求めてた作品じゃなかった」的な感想を言っていて、俺はその辺りの事情わからんのやけど、八虎のスペック考えたらあり得るんちゃうか・・・?と返した。受験時のアクシデントが偶然にもテーマに被る運もあったし。
野球でいうと大谷翔平みたいなキャラを創作で描いたなら「流石にこれはやりすぎでしょ・・・」とNGくらうのが目に見えてる現実が存在しているわけで。
感想としてはまぁ、良かったかな。
良かった点としては、配役とかは違和感無かったし、恋ちゃんと八虎がケーキ食ってるシーンとか原作よりも良かった。
あと、最初に描いた渋谷の絵が未完成で(映画でその言及あったか忘れたけど)、最後に描く絵が悔いなくやり切って満足してる所の対比とか。
微妙な点
音楽で盛り上げようとしてるのがあまり好かん。絵の話だから最小限にして欲しかった。MVじゃないんだからさ・・・
尺の都合上仕方ないけど、まとめたせいで所々のシーンが浮いてるように思った。
八虎の家族周りとか。
と、入り込む事は無かったけど、熱を感じた。
良い青春映画だったんじゃないかな。少し元気もらえた。
自分が満足できるまでやれるってのは得難い経験なんだろうな。
俺には一生縁のないやつだ。