自己照会

祝詞勢いです。

ディノクライシスをクリアした男

20年以上前、弾薬が尽き恐竜に蹂躙される幼き自分がいた。

 

現在、巻き戻しを乱用し恐竜の攻撃を避けてクリアしようとする大人の自分がいた。

クソみたいなプレイである。これが大人のすることかよ。

と、思わないでもない。

しかし目的がクリアすること、その一点のみなので攻略サイトは見るし、死んだ瞬間に巻き戻して『無かった』事にする。時短である。

 

「何が面白いの⋯?」妻の素朴な疑問。

「何が面白いんだろうね⋯」当初のプレイとはかけ離れたやり方に虚しさだけを胸に抱えながら、全員生存エンドへと突き進む。

ヘリポートへの隠し階段を出現させるため次々に出てくるアルファベットを入力する。何度も巻き戻すが、解けない。

昔の自分だったら覚えていただろうが、加齢と文明の利器。この2つ。無理、覚えらんないよ。電話番号すら覚えられないのに。

巻き戻しを駆使してももはや覚えきれないので、泣く泣く紙に書いて解いた。

このアナログな記録方法に懐かしさを感じた。

チラシの裏とか学校のプリントの裏にゲームの暗号とか色々書いたなぁ、と。

 

そんなことを思い出させてくれたディノクライシスに感謝を。

T-REX君のやられ方は拍子抜けした。遊園地のアトラクションの終わり方みたいだな。

 

と後半はほぼチート頼みでプレイしたが、やっぱりディノクライシス2のほうが面白かったな⋯劣化バイオハザードって感じだった。出てくる恐竜の種類も少ないし。

 

およと的「2が名作ゲーム」の記憶は更新されず。

 

 

ヘリが落とされる姿は笑っちゃったね。安定のカプコン