目覚めなかった。
チョコレートのにおい。
思いがけない人が出てくる。異性。
その人は僕に好意があるらしい。
本来の性分を無視して近づいてアプローチをしてくる。
ということは、自分はこう思っているのかと考えて後で落ち込むことになる。
実際のところわからないけれど、クソみたいな脚本家がいる事は確かである。
微粒子の感情。目に見えなくても存在を知覚されなくても、いる。飼っとる。
少しだけ成長してる。
人がどういった外観や態度でやってくるかは自身の願望由来だと思っている。
義理の兄が柔らかい雰囲気だったり自分も柔らかい対応をしているのはそういう関係でいたかったことなのだろうか。
これが正しいなら、僕は何度も殺されたいと願い続けて毎日を過ごしていることになる。
浮かんだ考えを吐き出さずに飲み込める年齢になってから。
「そろそろ起きろよ迷惑」
まだ眠っていていいですか。吐き気を催すほどの悪夢が襲ってくるまで。
それかずっと楽しい夢を。