2週間ぶりの自宅に帰ったら玄関に段ボールが山積みされていた。5、6箱はあるか。
「佐川のお兄さん笑ってたよ」妻が言った言葉を思い出す。
オンラインでくじを引き過ぎていた。
が、特に驚きも喜びもせず2日を過ごした。その間に中の荷物の整理どころか開封すらしていない。
そもそも、以前当てたくじの段ボールが一番下に眠っている状態である。
ごめんな、東堂。億劫なんだ俺は。
ただ単身赴任先に戻らねばならず、次の帰宅予定は来月。大掃除の前に開封やら断捨離やらある程度済ませないとまずい。
それなのに、ディズニーのオーナメントくじを引きに行って「神引き!神引きした!!」と妻に報告している場合ではない。中毒者の末路である。
今も引きたくて仕方ない。
しかしこのまま玄関先に段ボールを置いたままにして年を越すのは色々ヤバい。
妻が時折荷物に言及する時の(絶対開けて整理して帰れよ)という無言の圧力。
汚ねぇな、と段ボールごと捨てられないだけ妻には感謝しなければならない。
こういった浪費癖に関しては目を瞑っていてくれているのだから。
さて。
全て、開封したのだが。めちゃくちゃ気が重たかった。
大きい段ボールは当たりの箱なのでまだワクワクがある。
問題はハズレのみが集まった小さな段ボールである。
自分は物が捨てられない性質なので、不必要で値段が付かないような新品の下位賞も処分できないのだ。
非常に困る。
それなのにくじを引いてしまう。
部屋に物が溢れかえって埋もれ、思考が窒息してしまうというのに。。。
贅沢かもしれないが、少しだけ。助けて欲しい、という声が聞こえる。