食卓を囲んでいた。
義兄が目の前で卵かけご飯を作っていてそれがとても上手だった。
卵の割り方は記憶に残っていないが、なんでも白身を隠すことが大事らしい。
あまりにも美味しそうなので真似してみようとおかわりをしようとしたが、炊飯器には残り1膳程のお米しかないので諦めて甥っ子に譲ろうとしたら「食べなよ」と言われる。
情けない叔父。
黒板に『ガロード』と書き始める女と説明を受ける女。
傍目に見ている男が「女性がガンダムXの説明をXで説明している…X…」と呟き小さく笑っていた。
隣にいた男が「X…?」と聞くと返品された男も「X…(いや、黒板だよな…?)」と正気を取り戻した会。
なんて気持ち悪いことを言う叔父だ。
花粉が酷く常に目が痒い。目覚めると、目やにに見下ろされている。
辛い日々だが、病院へは行きたくない。外出しないといけないから。
で、毎年この時期苦しんでいる。
列車に乗り込むと進行方向に対して横向きの一人がけの座席があったので滑り込んで一息つく。
が、車内を見渡すとかなり空席が目立ち、他の乗客もそれを感じたのか席移動をしたのを見て、自分もより景観の良い席を求めて移動した。運転席にほど近い席へ。そして列車は目的地も知らせず行く。
景色だけを受け流し続けて。